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印象的な遊色効果をリングに、イヤリングに、ピアスに…オパールで彩る
見る角度によって様々な色合いに変化するオパール。またその種類も透明なものから半透明、不透明のものまで、バラエティーに富みます。見るものを引きつける、この不思議なジュエリーで、手元や耳元を彩ってみてはいかがでしょうか? ジュエリーに思いを込めて…オパールの石言葉は? 思わず見惚れる独特の輝きを放つオパールは、ほかの宝石とはまた違った独特の魅力があります。存在感のあるジュエリーは、身に着けるとコーディネートがグッと大人な印象に。個性的なその輝きはファッションの幅を広げてくれそうですね。 古代ローマ時代から崇められてきた輝き オパールの歴史は古く、古代ローマ時代には「神の石」として親しまれていました。古代ギリシャにおいてオパールは、予知力や洞察力が形になったものだと信じられ、アラブでは稲光が宝石になったものだと考えられていたようです。シェークスピアの小説の中では「宝石の女王」とも記されています。虹を閉じ込めたようなオパールは幸福や希望を表すといわれており、メキシコでも神事の装飾に使われるなど世界中で重宝されている宝石です。 「オパール」の持つ力でいつまでもクリエイティブで若々しく オパールは1つの石の中でさまざまな色の変化がみられることから、「自由なエネルギーをもつ宝石」と言われています。石言葉は「純真無垢」「歓喜」「希望」「幸運」「忍耐」など。身につけた人の才能を開花させ、創造性を高める石ともいわれています。さらに見た目の瑞々しさと艶やかさから、「アンチエイジングの宝石」とされることも。オパールの髪飾りを身に着けて白髪を予防するという地域もあるとか。イメージはいずれもポジティブで快活なものが多く、贈りものにもぴったりです。 オパールのジュエリーを選ぶ時に気をつけたいことあれこれ 傷つきやすい?割れやすい?どんなものを選べばいい?「はじめてのオパール」にとまどいを覚えている方もいるかもしれません。一度手にすれば、その輝きのトリコになってしまう。魅力いっぱいのオパールとの付き合い方をまずは知っておきましょう。 お手入れのコツさえつかめば、その繊細さも怖くない オパールは宝石の中で唯一水分を含むデリケートな宝石。その正確な組成や形成条件に応じて変わりますが、一般に硬度はあまり高くありません。そのためイヤリングや指輪として購入することに少し躊躇してしまう方もいるかもしれませんね。もちろん石が摩耗したり損傷したりしないように、身に着ける際には注意が必要ですが、「極端に乾燥させない」「水に濡れたままにしない」など、ちょっとしたコツで上手につきあっていくことができます。あきらめるにはもったいない、その不思議な輝き。ぜひ怖がらず積極的に身につけてくださいね。 さまざまな角度から眺めて確かめて オパールは物によって色の見え方や輝きが異なるため、「何を基準に選んだらいいの?」と迷ってしまう人も多いかもしれません。そこは難しく考えず「色が気に入ったもの」を選ぶことをおすすめします。例えば「背景となる地色が黒いと高価」「遊色に赤い色が入っているものは希少」など、価格に関わる条件もありますが、希少かつ高価なものがイコール好みの色合い、とはならないのがオパールの面白いところ。いろいろな角度からながめ、遊色効果を確かめることをおすすめします。 耳元にきらりと七色の輝き。オパールのイヤリング&ピアス 顔の一番近くに着けるアクセサリーである、イヤリングやピアス。それはすなわち、もっとも他人から見られるアクセサリーでもあります。オパールを選べば、その神秘的な輝きが、あなたの表情を明るくしてくれるはずです。 オパール ドロップ ピアス 光の移ろいを閉じ込めたオパールのピアスは、コーディネートに上品さや繊細さを演出します。ティアドロップ型の石が耳元で表情ゆたかなにきらめき、女性らしさをエレガンスに引き立ててくれそうです。 天然オパール特有の色合いが実に魅力。シンプルさの中に優美さがやさしく光ります。 View more オパール ハンギング ピアス 乳白色の中に濡れたような輝きがにじむオパールを吊り下げた、シンプルなデザインのピアスです。耳元でゆれるたび虹色の遊色がきらめき、繊細な表情を魅せてくれます。いつものコーディネートにあわせてワンランク上の装いを。 ゆれるたびに表情を変えるオパールに周囲の視線が集中!耳元をすっきりと出したヘアスタイルとあわせて。 View more...
印象的な遊色効果をリングに、イヤリングに、ピアスに…オパールで彩る
見る角度によって様々な色合いに変化するオパール。またその種類も透明なものから半透明、不透明のものまで、バラエティーに富みます。見るものを引きつける、この不思議なジュエリーで、手元や耳元を彩ってみてはいかがでしょうか? ジュエリーに思いを込めて…オパールの石言葉は? 思わず見惚れる独特の輝きを放つオパールは、ほかの宝石とはまた違った独特の魅力があります。存在感のあるジュエリーは、身に着けるとコーディネートがグッと大人な印象に。個性的なその輝きはファッションの幅を広げてくれそうですね。 古代ローマ時代から崇められてきた輝き オパールの歴史は古く、古代ローマ時代には「神の石」として親しまれていました。古代ギリシャにおいてオパールは、予知力や洞察力が形になったものだと信じられ、アラブでは稲光が宝石になったものだと考えられていたようです。シェークスピアの小説の中では「宝石の女王」とも記されています。虹を閉じ込めたようなオパールは幸福や希望を表すといわれており、メキシコでも神事の装飾に使われるなど世界中で重宝されている宝石です。 「オパール」の持つ力でいつまでもクリエイティブで若々しく オパールは1つの石の中でさまざまな色の変化がみられることから、「自由なエネルギーをもつ宝石」と言われています。石言葉は「純真無垢」「歓喜」「希望」「幸運」「忍耐」など。身につけた人の才能を開花させ、創造性を高める石ともいわれています。さらに見た目の瑞々しさと艶やかさから、「アンチエイジングの宝石」とされることも。オパールの髪飾りを身に着けて白髪を予防するという地域もあるとか。イメージはいずれもポジティブで快活なものが多く、贈りものにもぴったりです。 オパールのジュエリーを選ぶ時に気をつけたいことあれこれ 傷つきやすい?割れやすい?どんなものを選べばいい?「はじめてのオパール」にとまどいを覚えている方もいるかもしれません。一度手にすれば、その輝きのトリコになってしまう。魅力いっぱいのオパールとの付き合い方をまずは知っておきましょう。 お手入れのコツさえつかめば、その繊細さも怖くない オパールは宝石の中で唯一水分を含むデリケートな宝石。その正確な組成や形成条件に応じて変わりますが、一般に硬度はあまり高くありません。そのためイヤリングや指輪として購入することに少し躊躇してしまう方もいるかもしれませんね。もちろん石が摩耗したり損傷したりしないように、身に着ける際には注意が必要ですが、「極端に乾燥させない」「水に濡れたままにしない」など、ちょっとしたコツで上手につきあっていくことができます。あきらめるにはもったいない、その不思議な輝き。ぜひ怖がらず積極的に身につけてくださいね。 さまざまな角度から眺めて確かめて オパールは物によって色の見え方や輝きが異なるため、「何を基準に選んだらいいの?」と迷ってしまう人も多いかもしれません。そこは難しく考えず「色が気に入ったもの」を選ぶことをおすすめします。例えば「背景となる地色が黒いと高価」「遊色に赤い色が入っているものは希少」など、価格に関わる条件もありますが、希少かつ高価なものがイコール好みの色合い、とはならないのがオパールの面白いところ。いろいろな角度からながめ、遊色効果を確かめることをおすすめします。 耳元にきらりと七色の輝き。オパールのイヤリング&ピアス 顔の一番近くに着けるアクセサリーである、イヤリングやピアス。それはすなわち、もっとも他人から見られるアクセサリーでもあります。オパールを選べば、その神秘的な輝きが、あなたの表情を明るくしてくれるはずです。 オパール ドロップ ピアス 光の移ろいを閉じ込めたオパールのピアスは、コーディネートに上品さや繊細さを演出します。ティアドロップ型の石が耳元で表情ゆたかなにきらめき、女性らしさをエレガンスに引き立ててくれそうです。 天然オパール特有の色合いが実に魅力。シンプルさの中に優美さがやさしく光ります。 View more オパール ハンギング ピアス 乳白色の中に濡れたような輝きがにじむオパールを吊り下げた、シンプルなデザインのピアスです。耳元でゆれるたび虹色の遊色がきらめき、繊細な表情を魅せてくれます。いつものコーディネートにあわせてワンランク上の装いを。 ゆれるたびに表情を変えるオパールに周囲の視線が集中!耳元をすっきりと出したヘアスタイルとあわせて。 View more...

複雑な色を持つオパールだから…チェックすべきネックレスの選びのポイント
オパールは「幸運の石」とも呼ばれ、古来より身に着ける人に幸せと成功をもたらすと信じられてきました。また10月の誕生石として高い人気を誇っています。光によって複雑な色を放つオパールの輝きを、ネックレスとして胸元にあしらってみませんか? どんなときに身につける?シチュエーションを考える 見る角度でその色合いを変えるオパール。また同じ「オパール」でも、石の個性によって見栄えがまったく異なります。あなたが想定する着用シーンは華やかなパーティの場所?それとも普段遣い?TPOにあわせた上手な選び方を教えます。 primipil / stock.adobe.com 色×デザインで、演出イメージは多彩に まず前提として、披露宴などのフォーマルなシチュエーション用には華やかなものを、オフィス用など日常づかいするものにはシンプルなものを選ぶと失敗の可能性がぐんと下がります。オパールは光学現象による遊色効果で複雑な色合いを見せることで知られます。石自体の個性で、その色の見え方もさまざま。石の地色が明るい「ホワイトオパール」は、愛らしく清楚な印象。一方地色が暗めの「ブラックオパール」は、遊色効果がより引き立つため、艶やかな印象になります。さらにネックレスに仕立てることでデザイン性が加わり、その印象を多彩に演出することができます。オパールの場合は一粒でペンダントに仕立てる印象が強いですが、他の宝石と組み合わせた数粒のペンダントトップにすると、また違ったニュアンスが生まれますね。 チェーンの形状がもたらす印象にも注目を さらに、チェーンの形状もネックレスの雰囲気を変えるポイントです。最もポピュラーなのは、輪っかを互い違いに組み合わせた「アズキチェーン」。正面と側面が交互に現れるため、適度に空間ができ、重い印象になりすぎないのが特徴です。さらに全ての輪が正面を向いた「喜平チェーン」は、重厚感があり、チェーンだけでもネックレスとしての存在感は充分。ほかにもボールをつなげた形状の「ボールチェーン」は細身でもキラキラと輝き、軽やかな印象に。四角いボックスを交互に組み合わせた「ベネチアンチェーン」は面で光を反射するため光沢があり、高級感満点。肌触りがなめらかで着け心地が良いのが特徴で、シンプルなトップが似合います。一般に縦長の印象を与えるデザインは、女性をスラリと見せます。加えて、ニットの上からも身に着けられるように、アジャスターが付いていると便利ですね。 オパールを支える地金の色で 印象はガラリと変わる オパールは、その複雑な色合いによって多彩な印象を演出できるという強みがあります。さらに宝石そのものの色に加え、石にあわせる地金の色も、その印象をかたちづくる大切な要素。あなたはどんな素材のネックレスを選びますか? Anastasiia / stock.adobe.com 地金の色は、イエローゴールドが王道 身につけた印象を左右する要素として見逃せないのがネックレスの「地金の色」です。まず王道といえるのが「イエローゴールド」でしょう。華やかさを感じさせる素材なので、ペンダントトップがシンプルなデザインでもゴージャスさを演出することができます。またゴールドは日本人の肌色にマッチするため、失敗しにくいのも強みです。より愛らしさを求める方は、ぜひ「ピンクゴールド」を。オパールの地色が明るいホワイトオパールと組み合わせると、女性らしい優しげな雰囲気に仕上がります。ペンダントトップは小さめの石をいくつかあわせたデザインを選ぶと、より愛らしさが増しますね。 シンプルがお好みであれば ホワイトゴールドやプラチナを シンプルなおしゃれを好む女性におすすめしたいのが「ホワイトゴールド」や「プラチナ」など、色味を押さえた素材。オパール特有の複雑な色合いとしっくりなじみ、洋服の色合いを選ばず身に着けられる点も魅力です。またどんなデザインともケンカをしないので、優美な印象のトップでエレガントに、モードなトップでスタイリッシュに、とペンダントトップのフレームで遊べる余地があるのも楽しいですね。最後にネックレスは「顔に近い部分につけるアクセサリー」。身につけたときの顔映りもぜひ鏡でチェックしましょう。 ショート?ロング?チェーンの長さにも注目を 首もとを華やかに彩ったり、縦ラインを強調して上半身をすっきり見せたり…。アクセサリーの中でもネックレスは、見る人に与える印象やコーディネートの完成度を左右するアイテムです。その選び方で着こなしの雰囲気やムードまでも変わってきます。 チェーンの長さでスタイルを演出 ネックレスチェーンの長さは大きく分けて5種類ほどあります。長さが約30cm~40cmほどの、一番タイトなタイプのネックレスを「チョーカー」、約40cm~45cmで、ネックレスの長さとして最も一般的なものを「プリンセス」と呼びます。このあたりの長さのものは、首元やデコルテを美しく見せる効果があるとされています。一方、頭からかぶって付けられる長さになると総じて「ロングネックレス」と呼ばれます。トップの部分が胸もと付近までくる、約50cm~60cmの長さのものが「マチネ」。胸の下あたりまでの長さになる、約70cm~80cmのものが「オペラ」。それよりさらに長い90cm~120cmのものを「ロープ」と呼びます。いずれもロングネックレスは縦ラインが強調され、上半身がすっきり見える効果があります。 フォルムによっても印象は変わる ネックレスは、つけたときのフォルムによっても印象が変わります。「ラウンド型」のデザインは、柔らかくフェミニンな印象に。カジュアルな着こなしのときや、女性らしさを演出したいときはこちらがおすすめです。シャープな印象の「V字型」は、スタイリッシュな雰囲気。Vの先が下に向かうイメージなので、首もとを縦長に見せるときに選びたいデザインです。辛口な雰囲気の「ライン型」は、クールでエッジの効いたムード。知的でスマートなスタイルに見せてくれます。 胸元にキラリ。こんなタイプのオパールネックレスはいかが? 華やかな席にも、日常使いにもふさわしいオパールのネックレス。その優しく不思議な輝きは、いつまで見ても見飽きることがありません。ここまで見てきたポイントを指針にしながら、自分にぴったりの一本を見つけてください。 オパール オーバル ネックレス ...
複雑な色を持つオパールだから…チェックすべきネックレスの選びのポイント
オパールは「幸運の石」とも呼ばれ、古来より身に着ける人に幸せと成功をもたらすと信じられてきました。また10月の誕生石として高い人気を誇っています。光によって複雑な色を放つオパールの輝きを、ネックレスとして胸元にあしらってみませんか? どんなときに身につける?シチュエーションを考える 見る角度でその色合いを変えるオパール。また同じ「オパール」でも、石の個性によって見栄えがまったく異なります。あなたが想定する着用シーンは華やかなパーティの場所?それとも普段遣い?TPOにあわせた上手な選び方を教えます。 primipil / stock.adobe.com 色×デザインで、演出イメージは多彩に まず前提として、披露宴などのフォーマルなシチュエーション用には華やかなものを、オフィス用など日常づかいするものにはシンプルなものを選ぶと失敗の可能性がぐんと下がります。オパールは光学現象による遊色効果で複雑な色合いを見せることで知られます。石自体の個性で、その色の見え方もさまざま。石の地色が明るい「ホワイトオパール」は、愛らしく清楚な印象。一方地色が暗めの「ブラックオパール」は、遊色効果がより引き立つため、艶やかな印象になります。さらにネックレスに仕立てることでデザイン性が加わり、その印象を多彩に演出することができます。オパールの場合は一粒でペンダントに仕立てる印象が強いですが、他の宝石と組み合わせた数粒のペンダントトップにすると、また違ったニュアンスが生まれますね。 チェーンの形状がもたらす印象にも注目を さらに、チェーンの形状もネックレスの雰囲気を変えるポイントです。最もポピュラーなのは、輪っかを互い違いに組み合わせた「アズキチェーン」。正面と側面が交互に現れるため、適度に空間ができ、重い印象になりすぎないのが特徴です。さらに全ての輪が正面を向いた「喜平チェーン」は、重厚感があり、チェーンだけでもネックレスとしての存在感は充分。ほかにもボールをつなげた形状の「ボールチェーン」は細身でもキラキラと輝き、軽やかな印象に。四角いボックスを交互に組み合わせた「ベネチアンチェーン」は面で光を反射するため光沢があり、高級感満点。肌触りがなめらかで着け心地が良いのが特徴で、シンプルなトップが似合います。一般に縦長の印象を与えるデザインは、女性をスラリと見せます。加えて、ニットの上からも身に着けられるように、アジャスターが付いていると便利ですね。 オパールを支える地金の色で 印象はガラリと変わる オパールは、その複雑な色合いによって多彩な印象を演出できるという強みがあります。さらに宝石そのものの色に加え、石にあわせる地金の色も、その印象をかたちづくる大切な要素。あなたはどんな素材のネックレスを選びますか? Anastasiia / stock.adobe.com 地金の色は、イエローゴールドが王道 身につけた印象を左右する要素として見逃せないのがネックレスの「地金の色」です。まず王道といえるのが「イエローゴールド」でしょう。華やかさを感じさせる素材なので、ペンダントトップがシンプルなデザインでもゴージャスさを演出することができます。またゴールドは日本人の肌色にマッチするため、失敗しにくいのも強みです。より愛らしさを求める方は、ぜひ「ピンクゴールド」を。オパールの地色が明るいホワイトオパールと組み合わせると、女性らしい優しげな雰囲気に仕上がります。ペンダントトップは小さめの石をいくつかあわせたデザインを選ぶと、より愛らしさが増しますね。 シンプルがお好みであれば ホワイトゴールドやプラチナを シンプルなおしゃれを好む女性におすすめしたいのが「ホワイトゴールド」や「プラチナ」など、色味を押さえた素材。オパール特有の複雑な色合いとしっくりなじみ、洋服の色合いを選ばず身に着けられる点も魅力です。またどんなデザインともケンカをしないので、優美な印象のトップでエレガントに、モードなトップでスタイリッシュに、とペンダントトップのフレームで遊べる余地があるのも楽しいですね。最後にネックレスは「顔に近い部分につけるアクセサリー」。身につけたときの顔映りもぜひ鏡でチェックしましょう。 ショート?ロング?チェーンの長さにも注目を 首もとを華やかに彩ったり、縦ラインを強調して上半身をすっきり見せたり…。アクセサリーの中でもネックレスは、見る人に与える印象やコーディネートの完成度を左右するアイテムです。その選び方で着こなしの雰囲気やムードまでも変わってきます。 チェーンの長さでスタイルを演出 ネックレスチェーンの長さは大きく分けて5種類ほどあります。長さが約30cm~40cmほどの、一番タイトなタイプのネックレスを「チョーカー」、約40cm~45cmで、ネックレスの長さとして最も一般的なものを「プリンセス」と呼びます。このあたりの長さのものは、首元やデコルテを美しく見せる効果があるとされています。一方、頭からかぶって付けられる長さになると総じて「ロングネックレス」と呼ばれます。トップの部分が胸もと付近までくる、約50cm~60cmの長さのものが「マチネ」。胸の下あたりまでの長さになる、約70cm~80cmのものが「オペラ」。それよりさらに長い90cm~120cmのものを「ロープ」と呼びます。いずれもロングネックレスは縦ラインが強調され、上半身がすっきり見える効果があります。 フォルムによっても印象は変わる ネックレスは、つけたときのフォルムによっても印象が変わります。「ラウンド型」のデザインは、柔らかくフェミニンな印象に。カジュアルな着こなしのときや、女性らしさを演出したいときはこちらがおすすめです。シャープな印象の「V字型」は、スタイリッシュな雰囲気。Vの先が下に向かうイメージなので、首もとを縦長に見せるときに選びたいデザインです。辛口な雰囲気の「ライン型」は、クールでエッジの効いたムード。知的でスマートなスタイルに見せてくれます。 胸元にキラリ。こんなタイプのオパールネックレスはいかが? 華やかな席にも、日常使いにもふさわしいオパールのネックレス。その優しく不思議な輝きは、いつまで見ても見飽きることがありません。ここまで見てきたポイントを指針にしながら、自分にぴったりの一本を見つけてください。 オパール オーバル ネックレス ...

幾重にも色が重なる神秘の輝きオパール 石言葉や相場は?
10月の誕生石として知られるオパール。見る角度によって色合いを変える不思議な輝きから、別名「虹色石」とも呼ばれています。世界中でも特に日本人からの人気が高いオパールの種類や価値基準、手入れ方法を教えます。 ホワイト・ブラック・ファイヤー 知っておきたいオパールの種類 「オパール」の語源は、古代サンスクリット語で「宝石」を表す「ウパラ」が変化して「オパール」になったとする説や、古代ローマ語で「貴族」を表す「opauls」が語源だとする説など諸説あります。一言でオパールといってももさまざまな種類があるのですが、さて一体どのようなものがあるのでしょうか。 Björn Wylezich / stock.adobe.com 地の色で遊食効果の出方が変わる オパールの石言葉は「希望」「潔白」「忍耐」「純真」「無邪気」「幸運」「安楽」など非常にポジティブでプラスな意味を持っています。明るく優しい地色を持つ「ホワイトオパール」は、日本人に最もなじみの深いオパールでしょう。産出国はオーストラリアのクーパーペディ、ミンタビーで、別名を「ライトオパール」といいます。中でも光学現象による遊色効果で内部が虹色に輝くものを「プレシャスオパール」、逆に遊色効果が小さく、マットな色合いのものを「コモンオパール」と称します。暗めの地色を持つ「ブラックオパール」は、地の背景に遊色効果が生え、よりきらびやかに見えます。主にオーストラリアのライトニングリッジで採掘され、オパール中で最も高値で取引きされています。 赤い輝きのオパールは希少 オパールの「虹色」は、その混じり合った色の割合で評価が異なり、上から順に赤、橙、黃、インディゴライト(藍色)、紫、緑、青の順で価値が高くなります。その中でも黒い地色に真っ赤な模様が入ったオパールは「レッドインブラック」と呼ばれ、高級なブラックオパールの中でも特に希少な最高級品です。またどのような色味であれ、遊色効果が大きいものほど高値がつきます。産地で見ると、特にメキシコ産のものは、地色が赤・オレンジ・黄色で透明感があるため高値がつきます。特に地色の赤いものは「ファイヤー・オパール」と呼ばれ、その希少性からブラックオパールと並ぶほどの価値があるとされています。 ここで見極める!オパールの価値を判断するポイント 遊色効果の表れ方で、まったく異なる印象を持つオパール。その豊かな個性ゆえ、何を指針に選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ここではオパールのグレードにかかわる判断ポイントについて見ていきましょう。 mavoimages / stock.adobe.com オパールは色の現れ方で差がつく さて、ここからはオパールを評価する際の指針について詳しく見ていきましょう。まず「色」です。オパールは遊色効果による虹色とは別に、その背景となる色が存在し、これを「地色(ボディカラー)」といいます。最高級とされるブラックオパールの場合、特に地色が濃いものほどキラキラと遊色が映えるため評価が高くなります。さらに地色に対する遊色効果の割合や強さ、メインとなる色、その範囲などを見る「パターン」があります。特に色斑が小さく密集したものを「ピンファイア(ピンポイント)」、大きめの角張ったまだら模様のものを「ハーレクイン(モザイク)」、石全体を流れるような縞や筋のあるものを「フレーム」、青や緑をメインカラーとするものを「ピーコック」と呼んでいます。いずれも「色が鮮やかであること」が大切です。 「内包物」で評価があがることも? オパールの透明度と内包物を表すのが「クラリティ」。宝石は基本的に内包物があると価値が下がるものですが、オパールの場合は内包物によってその遊色が効果的に表れる場合があるため、「内包物がある」イコール「グレードが下がる」というというわけではありません。最後に「カット」。通常、オパールは「カボションカット」と呼ばれるドーム型に研磨されたものが多く流通しますが、そのときに厚みがあり、表面がなめらかにラウンド状になっているものほど評価されます。一方、近年ではオパールの石の形を活かした「カービングカット」も人気。ときに野趣あふれていたり、エレガントであったり。「生のまま」の形がもたらす多面的な魅力を持ったカットです。 こんなポイントに注意!オパールの価値を下げる要素 オパールの価値を上げる「プラスポイント」がわかったら、次はその価値を下げる「マイナスポイント」も知っておきましょう。ジュエリーとして加工されたものは、そのほとんどが品質基準をクリアしているため、極端に粗悪なものと出逢う機会は少ないはず。それでも知っておくと安心ですね。 682A_IA / stock.adobe.com 内部に発生したクラックには要注意 オパールの価値を下げる要素は、まず「ポッチ」。これは、オパールの色のない部分の表面に見られる、くすんだ雲のようなものをいいます。ブラックオパールの場合は、黒い原石部分が入り込み色の出ていない部分を指し、通常は黒っぽい色か琥珀色をしています。そして「傷」。オパールの内部にあるひび割れや亀裂をクラックといいます。表面上にある傷の場合は磨いて修復することができますが、クラックは亀裂が入っている部分をカットして、もう一度磨き直さなければなりません。カットした分サイズが小さくなってしまうので、それに応じ価値が下がってしまうのです。 こんな「内包物」はマイナスポイント 先ほど「内包物」によって評価が上がる場合があると説明しましたが、反対に美しさを損なう内包物は当然、その価値を下げてしまいます。内包物で多いのは「石膏」や「砂」など。特に「砂」を内包するオパールは多いのですが、これが裏側ではなく表面に入ってしまう場合、オパールの価値を下げる要因となります。天然のオパールの場合、必ずと言って良いくらい何らかのマイナス点が存在します。しかし逆に言えば、こうしたマイナス点があることこそが、天然の証であるとも言えるでしょう。一方、理想的な環境で人工的に生み出された「再結晶オパール」の場合、傷や内包物といったマイナス点が現れるリスクが低くなります。 いつまでも美しさを保つ!オパールのお手入れと保管方法 ...
幾重にも色が重なる神秘の輝きオパール 石言葉や相場は?
10月の誕生石として知られるオパール。見る角度によって色合いを変える不思議な輝きから、別名「虹色石」とも呼ばれています。世界中でも特に日本人からの人気が高いオパールの種類や価値基準、手入れ方法を教えます。 ホワイト・ブラック・ファイヤー 知っておきたいオパールの種類 「オパール」の語源は、古代サンスクリット語で「宝石」を表す「ウパラ」が変化して「オパール」になったとする説や、古代ローマ語で「貴族」を表す「opauls」が語源だとする説など諸説あります。一言でオパールといってももさまざまな種類があるのですが、さて一体どのようなものがあるのでしょうか。 Björn Wylezich / stock.adobe.com 地の色で遊食効果の出方が変わる オパールの石言葉は「希望」「潔白」「忍耐」「純真」「無邪気」「幸運」「安楽」など非常にポジティブでプラスな意味を持っています。明るく優しい地色を持つ「ホワイトオパール」は、日本人に最もなじみの深いオパールでしょう。産出国はオーストラリアのクーパーペディ、ミンタビーで、別名を「ライトオパール」といいます。中でも光学現象による遊色効果で内部が虹色に輝くものを「プレシャスオパール」、逆に遊色効果が小さく、マットな色合いのものを「コモンオパール」と称します。暗めの地色を持つ「ブラックオパール」は、地の背景に遊色効果が生え、よりきらびやかに見えます。主にオーストラリアのライトニングリッジで採掘され、オパール中で最も高値で取引きされています。 赤い輝きのオパールは希少 オパールの「虹色」は、その混じり合った色の割合で評価が異なり、上から順に赤、橙、黃、インディゴライト(藍色)、紫、緑、青の順で価値が高くなります。その中でも黒い地色に真っ赤な模様が入ったオパールは「レッドインブラック」と呼ばれ、高級なブラックオパールの中でも特に希少な最高級品です。またどのような色味であれ、遊色効果が大きいものほど高値がつきます。産地で見ると、特にメキシコ産のものは、地色が赤・オレンジ・黄色で透明感があるため高値がつきます。特に地色の赤いものは「ファイヤー・オパール」と呼ばれ、その希少性からブラックオパールと並ぶほどの価値があるとされています。 ここで見極める!オパールの価値を判断するポイント 遊色効果の表れ方で、まったく異なる印象を持つオパール。その豊かな個性ゆえ、何を指針に選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ここではオパールのグレードにかかわる判断ポイントについて見ていきましょう。 mavoimages / stock.adobe.com オパールは色の現れ方で差がつく さて、ここからはオパールを評価する際の指針について詳しく見ていきましょう。まず「色」です。オパールは遊色効果による虹色とは別に、その背景となる色が存在し、これを「地色(ボディカラー)」といいます。最高級とされるブラックオパールの場合、特に地色が濃いものほどキラキラと遊色が映えるため評価が高くなります。さらに地色に対する遊色効果の割合や強さ、メインとなる色、その範囲などを見る「パターン」があります。特に色斑が小さく密集したものを「ピンファイア(ピンポイント)」、大きめの角張ったまだら模様のものを「ハーレクイン(モザイク)」、石全体を流れるような縞や筋のあるものを「フレーム」、青や緑をメインカラーとするものを「ピーコック」と呼んでいます。いずれも「色が鮮やかであること」が大切です。 「内包物」で評価があがることも? オパールの透明度と内包物を表すのが「クラリティ」。宝石は基本的に内包物があると価値が下がるものですが、オパールの場合は内包物によってその遊色が効果的に表れる場合があるため、「内包物がある」イコール「グレードが下がる」というというわけではありません。最後に「カット」。通常、オパールは「カボションカット」と呼ばれるドーム型に研磨されたものが多く流通しますが、そのときに厚みがあり、表面がなめらかにラウンド状になっているものほど評価されます。一方、近年ではオパールの石の形を活かした「カービングカット」も人気。ときに野趣あふれていたり、エレガントであったり。「生のまま」の形がもたらす多面的な魅力を持ったカットです。 こんなポイントに注意!オパールの価値を下げる要素 オパールの価値を上げる「プラスポイント」がわかったら、次はその価値を下げる「マイナスポイント」も知っておきましょう。ジュエリーとして加工されたものは、そのほとんどが品質基準をクリアしているため、極端に粗悪なものと出逢う機会は少ないはず。それでも知っておくと安心ですね。 682A_IA / stock.adobe.com 内部に発生したクラックには要注意 オパールの価値を下げる要素は、まず「ポッチ」。これは、オパールの色のない部分の表面に見られる、くすんだ雲のようなものをいいます。ブラックオパールの場合は、黒い原石部分が入り込み色の出ていない部分を指し、通常は黒っぽい色か琥珀色をしています。そして「傷」。オパールの内部にあるひび割れや亀裂をクラックといいます。表面上にある傷の場合は磨いて修復することができますが、クラックは亀裂が入っている部分をカットして、もう一度磨き直さなければなりません。カットした分サイズが小さくなってしまうので、それに応じ価値が下がってしまうのです。 こんな「内包物」はマイナスポイント 先ほど「内包物」によって評価が上がる場合があると説明しましたが、反対に美しさを損なう内包物は当然、その価値を下げてしまいます。内包物で多いのは「石膏」や「砂」など。特に「砂」を内包するオパールは多いのですが、これが裏側ではなく表面に入ってしまう場合、オパールの価値を下げる要因となります。天然のオパールの場合、必ずと言って良いくらい何らかのマイナス点が存在します。しかし逆に言えば、こうしたマイナス点があることこそが、天然の証であるとも言えるでしょう。一方、理想的な環境で人工的に生み出された「再結晶オパール」の場合、傷や内包物といったマイナス点が現れるリスクが低くなります。 いつまでも美しさを保つ!オパールのお手入れと保管方法 ...

ピアス?リング?パールネックレスの次にほしい! 真珠のジュエリー
冠婚葬祭から日常使いまでオールマイティに身に着けられる、パールネックレスなどの真珠のジュエリー。せっかくなら、年を重ねても愛用し続けられる、質のいい“本物”を持っておきたいもの。そこで、まずは、真珠の種類を含めた基礎知識をチェック。一生付き合っていける、ピアス&イヤリングやリングを見つけられるといいですね。 フォーマルからカジュアルまで重宝するパールジュエリーの魅力 冠婚葬祭からデイリーまで、あらゆるシチュエーションで違和感なく合わせられるパールは、宝石の中でも稀有な存在。上質なパールジュエリーは女性なら1つ以上は持っておきたいマストアイテムです。その理由と共にパールが持つ魅力をお伝えします。 さまざまなバリエーションから選べる 「アコヤ真珠」「淡水パール」「白蝶真珠」「黒蝶真珠」。これらは全てパールの種類の名称。貝の中で生成される宝石であるパールは、育つ貝によって分類され、それぞれ大きさや色などが異なります。同じ種類でも真円、ドロップ形、変形したバロックなど形もいろいろあるので、シーンやファッションに合わせて、選べる楽しさがあります。 さりげない輝きが、あらゆるシーンにマッチ パールの魅力といえば、優しい光沢。さりげないのにしっかりと存在感を放つ輝きは、とても上品。だからこそ、主張し過ぎず、あらゆるシチュエーションや人にマッチ。一つ持っていれば時代や年齢を超えて、長く愛用できるはず。装いに大人のエレガントさを添えたいときに、パールはとても重宝します。 真珠の種類からデザインまで。パールジュエリーの選び方 パールの一連ネックレスをお持ちの方は多いのではないでしょうか?顔周りに華やぎをもたらすピアスやイヤリング、手元をエレガントに彩るリングは2つめのパールジュエリーにおすすめ。派手過ぎず、洗練されたスタイルを叶える、パールジュエリーの選び方について、ご紹介します。 パールピアス&イヤリングの選び方 顔に近いピアスやイヤリングは、思った以上に存在感のあるアクセサリーです。そこでまず気にしたいのは、サイズ。日常使いなら5㎜前後の小粒なものがおすすめ。定番の6~8㎜でも華やかさはありますが、上品な印象でフォーマルな場にもふさわしいサイズ感です。8㎜以上になると大ぶりなでグッと華やかになります。年齢を重ねた方には、大きいサイズが合うとされています。 注意したいのは、お葬式などの弔事でのマナー。パールのピアスやイヤリングを着けるのはOKですが、揺れるタイプなどはNG。サイズも~8㎜までの華美になりすぎないものにしましょう。フォーマルな場では、フェイクをさけ、アコヤ真珠など質がよいものを身に着けるのがおすすめです。 パールリングの選び方 他の宝石に比べてもファッションを問わず合わせやすいのがパール。デザインの幅も広く、ゴールドやプラチナなどどんな素材とも合うのが魅力です。日常使いするなら、定番サイズのパールを一粒あしらったシンプルなタイプに。パーティなどで華やかに装いたいなら、大き目のパールにダイヤモンドなどの宝石を添えてアレンジするのも素敵。小粒なら、真珠を複数組み合わせたリングも人気です。 ちなみに、パールはフォーマル度の高い宝石のため、高品質なアコヤ真珠などの上質なパールリングなら、ダイヤモンドのリングに代わる婚約記念品として贈ることもできます。 耳元を品よく彩るパールのピアス&イヤリングをチェック ここでは、キメが細かく深みのある光沢が魅力の「アコヤ真珠」を使ったピアスとイヤリングをご紹介。デイリーからパーティまで身に着けられる、厳選のラインナップでお届けします。 K18 K18 パール ロングピアス パールを下げたチェーンと曲線を描くフープが、動くたびにそれぞれ違ったリズムで揺らめき、思わず視線を集める個性派デザイン。約8cmと大振りで存在感もたっぷりです。 乳白色の光沢が美しいアコヤ真珠を贅沢に使ったピアス。パールのサイズ6.5㎜、全長約8cm/¥17,000 View more K18 パール 揺れるピアス 耳元にはやさしく煌めくアコヤ真珠。そしてそこから5つのゴールドチェーンがあしらわれて、ふとした瞬間にさらさらと動く様子がフェミニン。シンプルながら、見る人に余韻を残す印象的なピアスです。 さりげなくエレガントな女性らしさを演出できるのは上質なアコヤ真珠だから。パールのサイズ6.5㎜、全長約5cm/¥30,000...
ピアス?リング?パールネックレスの次にほしい! 真珠のジュエリー
冠婚葬祭から日常使いまでオールマイティに身に着けられる、パールネックレスなどの真珠のジュエリー。せっかくなら、年を重ねても愛用し続けられる、質のいい“本物”を持っておきたいもの。そこで、まずは、真珠の種類を含めた基礎知識をチェック。一生付き合っていける、ピアス&イヤリングやリングを見つけられるといいですね。 フォーマルからカジュアルまで重宝するパールジュエリーの魅力 冠婚葬祭からデイリーまで、あらゆるシチュエーションで違和感なく合わせられるパールは、宝石の中でも稀有な存在。上質なパールジュエリーは女性なら1つ以上は持っておきたいマストアイテムです。その理由と共にパールが持つ魅力をお伝えします。 さまざまなバリエーションから選べる 「アコヤ真珠」「淡水パール」「白蝶真珠」「黒蝶真珠」。これらは全てパールの種類の名称。貝の中で生成される宝石であるパールは、育つ貝によって分類され、それぞれ大きさや色などが異なります。同じ種類でも真円、ドロップ形、変形したバロックなど形もいろいろあるので、シーンやファッションに合わせて、選べる楽しさがあります。 さりげない輝きが、あらゆるシーンにマッチ パールの魅力といえば、優しい光沢。さりげないのにしっかりと存在感を放つ輝きは、とても上品。だからこそ、主張し過ぎず、あらゆるシチュエーションや人にマッチ。一つ持っていれば時代や年齢を超えて、長く愛用できるはず。装いに大人のエレガントさを添えたいときに、パールはとても重宝します。 真珠の種類からデザインまで。パールジュエリーの選び方 パールの一連ネックレスをお持ちの方は多いのではないでしょうか?顔周りに華やぎをもたらすピアスやイヤリング、手元をエレガントに彩るリングは2つめのパールジュエリーにおすすめ。派手過ぎず、洗練されたスタイルを叶える、パールジュエリーの選び方について、ご紹介します。 パールピアス&イヤリングの選び方 顔に近いピアスやイヤリングは、思った以上に存在感のあるアクセサリーです。そこでまず気にしたいのは、サイズ。日常使いなら5㎜前後の小粒なものがおすすめ。定番の6~8㎜でも華やかさはありますが、上品な印象でフォーマルな場にもふさわしいサイズ感です。8㎜以上になると大ぶりなでグッと華やかになります。年齢を重ねた方には、大きいサイズが合うとされています。 注意したいのは、お葬式などの弔事でのマナー。パールのピアスやイヤリングを着けるのはOKですが、揺れるタイプなどはNG。サイズも~8㎜までの華美になりすぎないものにしましょう。フォーマルな場では、フェイクをさけ、アコヤ真珠など質がよいものを身に着けるのがおすすめです。 パールリングの選び方 他の宝石に比べてもファッションを問わず合わせやすいのがパール。デザインの幅も広く、ゴールドやプラチナなどどんな素材とも合うのが魅力です。日常使いするなら、定番サイズのパールを一粒あしらったシンプルなタイプに。パーティなどで華やかに装いたいなら、大き目のパールにダイヤモンドなどの宝石を添えてアレンジするのも素敵。小粒なら、真珠を複数組み合わせたリングも人気です。 ちなみに、パールはフォーマル度の高い宝石のため、高品質なアコヤ真珠などの上質なパールリングなら、ダイヤモンドのリングに代わる婚約記念品として贈ることもできます。 耳元を品よく彩るパールのピアス&イヤリングをチェック ここでは、キメが細かく深みのある光沢が魅力の「アコヤ真珠」を使ったピアスとイヤリングをご紹介。デイリーからパーティまで身に着けられる、厳選のラインナップでお届けします。 K18 K18 パール ロングピアス パールを下げたチェーンと曲線を描くフープが、動くたびにそれぞれ違ったリズムで揺らめき、思わず視線を集める個性派デザイン。約8cmと大振りで存在感もたっぷりです。 乳白色の光沢が美しいアコヤ真珠を贅沢に使ったピアス。パールのサイズ6.5㎜、全長約8cm/¥17,000 View more K18 パール 揺れるピアス 耳元にはやさしく煌めくアコヤ真珠。そしてそこから5つのゴールドチェーンがあしらわれて、ふとした瞬間にさらさらと動く様子がフェミニン。シンプルながら、見る人に余韻を残す印象的なピアスです。 さりげなくエレガントな女性らしさを演出できるのは上質なアコヤ真珠だから。パールのサイズ6.5㎜、全長約5cm/¥30,000...

カジュアルファッションも格上げ 普段使いのパールネックレスの選び方
フォーマルな場でも着けられるパールは、タイムレスに愛される宝石の一つ。中でも上品でほどよい華やかさを醸し出すパールネックレスは、特別なときだけでなく、普段のファッションにも取り入れたいマストアイテム。そこで今回は、王道から一歩踏み出したカジュアル使いにお勧めのタイプをご紹介します。 あらゆるシチュエーションに合う、パールの魅力とその効果 格式が高く、お葬式など弔事で身に着けてもよいとされるパール。フォーマルからカジュアルまでシチュエーションを選ばないだけでなく、時代を問わず、そして、年齢を問わず、多くの人に愛されるとても人気のある宝石です。まずは人気の理由からその魅力をチェックしてみましょう。 Praiwan Wasanruk / stock.adobe.com 豊富な種類がある 貝の中で生まれるパールには、アコヤ真珠、淡水パール、白蝶真珠、黒蝶真珠などさまざまな種類があります。ホワイト系やピンク系の「アコヤ真珠」、ブラックパールと呼ばれ神秘的なブラックやグリーン系の色みが人気の「黒蝶真珠」など、種類によってサイズや色に違いがあり、バラエティに富みます。また、真円だけでなく、ドロップやオーバルなど形も多彩。ファッションやシチュエーションに合わせて、選ぶ楽しみがあります。 美しい光沢があり上品に装える パールの価値を決める基準はいくつかありますが、その中で最も重要といわれるのが“テリ”と呼ばれる光沢の美しさ。宝石の多くが研磨され、光を受けて輝くのに対し、自ら輝きを放つ真珠はとても稀有な宝石です。それは、主張し過ぎないのに、深みとやさしさのある輝き。だからこそ、フォーマルだけでなくカジュアルなシーンにおいても、装いに上品な華やぎを添えてくれます。また、その控えめさから年代問わず、身に着けられるのも魅力です。 まずは押さえておきたい TPO別パールネックレスのマナー 身に着けるシチュエーションを考慮しながらパールのネックレスを選ぶ場合、見極めるポイントにしたいのは「長さ」「サイズ」「形」。長くて粒の大きなパールはより華やかな印象となり、真円以外の形はカジュアルなものとみなされます。それでは、TPO別にふさわしいもの、NGとされるものをおさえていきましょう。 auryndrikson / stock.adobe.com 冠婚葬祭の場合 長さ40cmのチョーカーと呼ばれる一連のネックレスは最も格式が高いため、冠婚葬祭いずれでもOKです。フォーマル感だけでなく華やかさを求められる結婚式ではロングタイプを選んでもO K。弔事では、「不幸が重なる」ととらえられるため二連や三連はNG、同じく「悲しみが長引く」とされるロングネックレスも避けましょう。 フォーマル度のゆるやかな慶事の場合 結婚式の中でも比較的カジュアルなパーティや、入学式、同窓会といったシーンでは正礼装ほどかしこまらない、ワンピースやスーツといった準礼装で臨むことになります。アクセサリーも少し範囲が広がり、正礼装では選ばない淡水パールなどもこの場合はOKに。 昼と夜のパーティの場合 昼は少し控えめに、夜は華やかにといった具合に、昼夜で装いが変わるパーティ。昼のパーティに選ぶのは小粒のさりげないサイズで、長さも40~60cmくらいのものに。一方、夜のパーティは80cm前後のロングネックレスでドレッシーな装いを演出。9㎜以上の大粒サイズを選べばよりラグジュアリー感を添えられます。真珠が連なった王道のものだけでなく、ダイヤモンドなどの宝石と組み合わせたり、デザインが工夫されたりしたタイプを選んでも素敵です。 脱定番。個性を生かすセカンドパールネックレスの選び方 デコルテに添う長さの王道の一連パールネックレスは多くの女性がお持ちでしょう。定番以外にも、パールを使ったネックレスにはさまざまなバリエーションがあります。そこで今回は、2つめのパールジュエリーにおすすめの日常でも使えるネックレスの選び方をご紹介。あなたらしい装いの参考にしてくださいね。 682A_IA / stock.adobe.com ロングネックレス おしゃれ感を大切にしながらもきちんと装いたいというときには、60cm以上のロングネックレスがおすすめ。冠婚葬祭にも使える王道の短いネックレスに比べてコンサバになりすぎず、抜け感も添えられます。日常使いならあまり長すぎない60cm。サイズは6~7.5㎜の小さ目に。 バロックパールなど ...
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フォーマルな場でも着けられるパールは、タイムレスに愛される宝石の一つ。中でも上品でほどよい華やかさを醸し出すパールネックレスは、特別なときだけでなく、普段のファッションにも取り入れたいマストアイテム。そこで今回は、王道から一歩踏み出したカジュアル使いにお勧めのタイプをご紹介します。 あらゆるシチュエーションに合う、パールの魅力とその効果 格式が高く、お葬式など弔事で身に着けてもよいとされるパール。フォーマルからカジュアルまでシチュエーションを選ばないだけでなく、時代を問わず、そして、年齢を問わず、多くの人に愛されるとても人気のある宝石です。まずは人気の理由からその魅力をチェックしてみましょう。 Praiwan Wasanruk / stock.adobe.com 豊富な種類がある 貝の中で生まれるパールには、アコヤ真珠、淡水パール、白蝶真珠、黒蝶真珠などさまざまな種類があります。ホワイト系やピンク系の「アコヤ真珠」、ブラックパールと呼ばれ神秘的なブラックやグリーン系の色みが人気の「黒蝶真珠」など、種類によってサイズや色に違いがあり、バラエティに富みます。また、真円だけでなく、ドロップやオーバルなど形も多彩。ファッションやシチュエーションに合わせて、選ぶ楽しみがあります。 美しい光沢があり上品に装える パールの価値を決める基準はいくつかありますが、その中で最も重要といわれるのが“テリ”と呼ばれる光沢の美しさ。宝石の多くが研磨され、光を受けて輝くのに対し、自ら輝きを放つ真珠はとても稀有な宝石です。それは、主張し過ぎないのに、深みとやさしさのある輝き。だからこそ、フォーマルだけでなくカジュアルなシーンにおいても、装いに上品な華やぎを添えてくれます。また、その控えめさから年代問わず、身に着けられるのも魅力です。 まずは押さえておきたい TPO別パールネックレスのマナー 身に着けるシチュエーションを考慮しながらパールのネックレスを選ぶ場合、見極めるポイントにしたいのは「長さ」「サイズ」「形」。長くて粒の大きなパールはより華やかな印象となり、真円以外の形はカジュアルなものとみなされます。それでは、TPO別にふさわしいもの、NGとされるものをおさえていきましょう。 auryndrikson / stock.adobe.com 冠婚葬祭の場合 長さ40cmのチョーカーと呼ばれる一連のネックレスは最も格式が高いため、冠婚葬祭いずれでもOKです。フォーマル感だけでなく華やかさを求められる結婚式ではロングタイプを選んでもO K。弔事では、「不幸が重なる」ととらえられるため二連や三連はNG、同じく「悲しみが長引く」とされるロングネックレスも避けましょう。 フォーマル度のゆるやかな慶事の場合 結婚式の中でも比較的カジュアルなパーティや、入学式、同窓会といったシーンでは正礼装ほどかしこまらない、ワンピースやスーツといった準礼装で臨むことになります。アクセサリーも少し範囲が広がり、正礼装では選ばない淡水パールなどもこの場合はOKに。 昼と夜のパーティの場合 昼は少し控えめに、夜は華やかにといった具合に、昼夜で装いが変わるパーティ。昼のパーティに選ぶのは小粒のさりげないサイズで、長さも40~60cmくらいのものに。一方、夜のパーティは80cm前後のロングネックレスでドレッシーな装いを演出。9㎜以上の大粒サイズを選べばよりラグジュアリー感を添えられます。真珠が連なった王道のものだけでなく、ダイヤモンドなどの宝石と組み合わせたり、デザインが工夫されたりしたタイプを選んでも素敵です。 脱定番。個性を生かすセカンドパールネックレスの選び方 デコルテに添う長さの王道の一連パールネックレスは多くの女性がお持ちでしょう。定番以外にも、パールを使ったネックレスにはさまざまなバリエーションがあります。そこで今回は、2つめのパールジュエリーにおすすめの日常でも使えるネックレスの選び方をご紹介。あなたらしい装いの参考にしてくださいね。 682A_IA / stock.adobe.com ロングネックレス おしゃれ感を大切にしながらもきちんと装いたいというときには、60cm以上のロングネックレスがおすすめ。冠婚葬祭にも使える王道の短いネックレスに比べてコンサバになりすぎず、抜け感も添えられます。日常使いならあまり長すぎない60cm。サイズは6~7.5㎜の小さ目に。 バロックパールなど ...

冠婚葬祭で選ぶべきパールネックレスとマナーをチェック!
冠婚葬祭のどんなシーンでもオールマイティに身に着けられるアクセサリーといえば、パールネックレス。しかし、パールネックレスなら何でもOKというわけにはいきません。そこで、ここでは結婚式やお葬式でも着けられるパールネックレスの選び方と共に、TPOによって押さえておきたいマナーをご紹介します。 慶事から弔事まで着けられる、パールネックレスの魅力 多くの宝石は鉱物が磨かれることで出来上がるのに対し、真珠は貝から生み出される宝石です。そんな背景もあってか、「月のしずく」や「人魚の涙」といったロマンチックな異名を持ち、紀元前から珍重されてきました。まずはそんな真珠の魅力と共に、パールネックレスのバリエーションについて解説します。 valeriy555 / stock.adobe.com 真珠(パール)はどんな宝石? 貝の中に入った異物が”外套膜”によって包み込みまれ、これが核となってゆっくり生成されていくのが真珠です。自然の中で育つことから、同じものは一つとしてありません。例えば、アコヤ真珠、淡水真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠といったように、育つ貝の種類によっても、色や大きさ、質などに個性がでますし、同じ種類の中でも違いが生まれ、それがまた真珠の持つ魅力ともいえるでしょう。 真珠(パール)の魅力とは? 真珠には、サイズ、形、巻き(真珠層の厚さ)、キズの有無、色などさまざまな品質基準がありますが、最も重要視されるのは“テリ”と呼ばれる光沢の美しさといわれるように、その優しい輝きは最大の特徴。そして、主張しすぎず無垢で清らかな存在感は、時を超え、年齢を問わず身に着けられる、懐の深さを感じさせます。 パールネックレスの魅力とは? やさしい光沢を持つ真珠が連なるパールネックレスは、場所を選ばずオールマイティに身に着けられる唯一無二ともいえるジュエリーです。特別なシーンはもちろん、ニットやTシャツに合わせれば、ほどよく上品にファッションを格上げ。また、切れ目なく円を描く様子には、途切れない“縁”を思わせる不思議な魅力があります。 結婚式など慶事で着けるべきパールネックレスとそのマナー 冠婚葬祭でのアクセサリーのマナーとして気にしたいのは、どのくらいのフォーマル度が求められる場であるか。また、特に結婚式や式典などの場合は、アクセサリーで華やかさを演出することもマナーとして大切になります。それぞれのシチュエーションごとに、詳しく見ていきましょう。 neirfy / stock.adobe.com フォーマル度の高い慶事の場合 例えば、ホテルでの結婚式や式典、祝賀パーティといったシチュエーションの場合、ドレスコードは「正礼装」と呼ばれる最も格式の高いものとなります。さらに、昼と夜とでも求められるものが異なり、昼はあまり肌を見せない上品な装い、夜は大胆に肌を見せた華やかな装いとなります。合わせるアクセサリーもこれに応じて、昼の正礼装には、あまり派手すぎないタイプがお勧め。色は、アコヤ真珠や白蝶真珠の白系、定番のチョーカータイプであれば間違いありません。夜の正礼装には、よる華やかな二連や三連のロングパールネックレスや他の宝石と組み合わせたデザイン性のあるタイプでもよいでしょう。 フォーマル度のゆるやかな慶事の場合 結婚式の中でも比較的カジュアルなパーティや、入学式、同窓会といったシーンでは正礼装ほどかしこまらない、ワンピースやスーツといった準礼装で臨むことになります。アクセサリーも少し範囲が広がり、正礼装では選ばない淡水パールなどもこの場合はOKに。 慶事でNGなパールネックレスは? 明確にNGではありませんが、フォーマルな場ではフェイクやカジュアルなアクセサリーは避けたいもの。結婚式においては、主役である花嫁さんよりも華美にならないように気をつけたいものです。また、ブラックパールはお葬式を連想させるとして避けた方がいいという声もありますが、もともと高価で格式の高いものですので、けしてマナー違反ではありません。ただし、ホワイトパールもそうですが、全身が黒になると喪服を連想させますので、カラーコーディネートに配慮するといいでしょう。 黒蝶真珠の特徴って? タヒチをはじめとする南太平洋海域で採れる黒蝶貝を母貝とした真珠です。なんといっても魅力は神秘的な色と深みある輝き。黒系、緑系、グレー系、赤系など多様な中で、赤みがかった深い緑のタイプは『ピーコックグリーン』と呼ばれ、人気を集めています。黒蝶貝も比較的大粒なサイズで9~11㎜が主流となります。 お葬式など弔事で着けるべきパールネックレスとそのマナー 涙の象徴とされることから、真珠は悲しみの席でも着けることができる宝石です。ただし、ピンクやゴールドといった色味やサイズの大きいものなど、華やかに見えるのはふさわしくありません。フォーマルな場であり、より相手の気持ちに添ってマナーを大切にしたい弔事では、慶事以上に身に着けてOKなもの、NGなものをしっかり押さえて臨みましょう。 Paylessimages / stock.adobe.com 弔事にふさわしいパールネックレスは? ...
冠婚葬祭で選ぶべきパールネックレスとマナーをチェック!
冠婚葬祭のどんなシーンでもオールマイティに身に着けられるアクセサリーといえば、パールネックレス。しかし、パールネックレスなら何でもOKというわけにはいきません。そこで、ここでは結婚式やお葬式でも着けられるパールネックレスの選び方と共に、TPOによって押さえておきたいマナーをご紹介します。 慶事から弔事まで着けられる、パールネックレスの魅力 多くの宝石は鉱物が磨かれることで出来上がるのに対し、真珠は貝から生み出される宝石です。そんな背景もあってか、「月のしずく」や「人魚の涙」といったロマンチックな異名を持ち、紀元前から珍重されてきました。まずはそんな真珠の魅力と共に、パールネックレスのバリエーションについて解説します。 valeriy555 / stock.adobe.com 真珠(パール)はどんな宝石? 貝の中に入った異物が”外套膜”によって包み込みまれ、これが核となってゆっくり生成されていくのが真珠です。自然の中で育つことから、同じものは一つとしてありません。例えば、アコヤ真珠、淡水真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠といったように、育つ貝の種類によっても、色や大きさ、質などに個性がでますし、同じ種類の中でも違いが生まれ、それがまた真珠の持つ魅力ともいえるでしょう。 真珠(パール)の魅力とは? 真珠には、サイズ、形、巻き(真珠層の厚さ)、キズの有無、色などさまざまな品質基準がありますが、最も重要視されるのは“テリ”と呼ばれる光沢の美しさといわれるように、その優しい輝きは最大の特徴。そして、主張しすぎず無垢で清らかな存在感は、時を超え、年齢を問わず身に着けられる、懐の深さを感じさせます。 パールネックレスの魅力とは? やさしい光沢を持つ真珠が連なるパールネックレスは、場所を選ばずオールマイティに身に着けられる唯一無二ともいえるジュエリーです。特別なシーンはもちろん、ニットやTシャツに合わせれば、ほどよく上品にファッションを格上げ。また、切れ目なく円を描く様子には、途切れない“縁”を思わせる不思議な魅力があります。 結婚式など慶事で着けるべきパールネックレスとそのマナー 冠婚葬祭でのアクセサリーのマナーとして気にしたいのは、どのくらいのフォーマル度が求められる場であるか。また、特に結婚式や式典などの場合は、アクセサリーで華やかさを演出することもマナーとして大切になります。それぞれのシチュエーションごとに、詳しく見ていきましょう。 neirfy / stock.adobe.com フォーマル度の高い慶事の場合 例えば、ホテルでの結婚式や式典、祝賀パーティといったシチュエーションの場合、ドレスコードは「正礼装」と呼ばれる最も格式の高いものとなります。さらに、昼と夜とでも求められるものが異なり、昼はあまり肌を見せない上品な装い、夜は大胆に肌を見せた華やかな装いとなります。合わせるアクセサリーもこれに応じて、昼の正礼装には、あまり派手すぎないタイプがお勧め。色は、アコヤ真珠や白蝶真珠の白系、定番のチョーカータイプであれば間違いありません。夜の正礼装には、よる華やかな二連や三連のロングパールネックレスや他の宝石と組み合わせたデザイン性のあるタイプでもよいでしょう。 フォーマル度のゆるやかな慶事の場合 結婚式の中でも比較的カジュアルなパーティや、入学式、同窓会といったシーンでは正礼装ほどかしこまらない、ワンピースやスーツといった準礼装で臨むことになります。アクセサリーも少し範囲が広がり、正礼装では選ばない淡水パールなどもこの場合はOKに。 慶事でNGなパールネックレスは? 明確にNGではありませんが、フォーマルな場ではフェイクやカジュアルなアクセサリーは避けたいもの。結婚式においては、主役である花嫁さんよりも華美にならないように気をつけたいものです。また、ブラックパールはお葬式を連想させるとして避けた方がいいという声もありますが、もともと高価で格式の高いものですので、けしてマナー違反ではありません。ただし、ホワイトパールもそうですが、全身が黒になると喪服を連想させますので、カラーコーディネートに配慮するといいでしょう。 黒蝶真珠の特徴って? タヒチをはじめとする南太平洋海域で採れる黒蝶貝を母貝とした真珠です。なんといっても魅力は神秘的な色と深みある輝き。黒系、緑系、グレー系、赤系など多様な中で、赤みがかった深い緑のタイプは『ピーコックグリーン』と呼ばれ、人気を集めています。黒蝶貝も比較的大粒なサイズで9~11㎜が主流となります。 お葬式など弔事で着けるべきパールネックレスとそのマナー 涙の象徴とされることから、真珠は悲しみの席でも着けることができる宝石です。ただし、ピンクやゴールドといった色味やサイズの大きいものなど、華やかに見えるのはふさわしくありません。フォーマルな場であり、より相手の気持ちに添ってマナーを大切にしたい弔事では、慶事以上に身に着けてOKなもの、NGなものをしっかり押さえて臨みましょう。 Paylessimages / stock.adobe.com 弔事にふさわしいパールネックレスは? ...